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  2. POPとは?
POPとは? POPとは、広告媒体として紙などに商品名と価格、キャッチコピーや説明文、イラストだけを手描きしたツールの一つです。

POPは個性的な店の雰囲気を作り上げる力があり、POP一つでその商品、店舗の売上を左右するとまで言われるほど、実に優れた力を持っています。いわゆるセルフサービス形態の業態では、店員(接客係)の業務を補助するものですが、店内の雰囲気を演出することにも繋がるこれら広告媒体は、経営者側にとって顧客アピールのために重視されるツールともなりうるため、事業所内で即興に手書きされたものから、既存の様々な表示機材(ディスプレイ)を利用したり、それ専用に作られた製品を利用したりします。 更には、それら商店に品物を販売するメーカーも、自社製品の消費者への売り込みのために商品とともに広告器材としてのPOPを提供することもあり、そのようなメーカー自身が提供するPOPでは、無償提供のものから有償の・商品陳列器材をかねたものなどまで、多種多様なものが利用されています。

(1) POPの目的って・・・ POPの目的は、各種店舗が推奨したい商品を、店員に代わって情報を提供し、購買意欲を促進させることです。
商品に興味を持ったお客様のみに働きかける特性を持っており、お客様はそれを選択する権利が保証されます。
一方、店員による執拗な勧誘、口頭説明はお客様にとって不快感を与えることが多々あり、それによってお客様が店を敬遠する事態も起こりえます。これは口頭説明という手段が、店舗側の一方的な情報提供だからです。
それに対し、POP広告にはお客様を強制する力はなく、それでいながら弾力的に情報を訴求するものであるため、それまで購買目的を持っていなかったお客様にも有用に働きかけ、興味を促す利点も持ち合わせています。また、それにより店舗業務の効率化にも繋がり、経費削減にも直結します。ただし、POPはあくまで補佐的な説明を施す役割の広告媒体であり、店舗スタッフによる口頭説明を一切排除するためのツールではありません。

【手書き風POPが重宝される業態】
 スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、ディスカウントショップ、 書店、CDショップなど
【パソコンによるPOPが利用されている業態】
 大手スーパー、大手ホームセンターなど

(2) POPはその形によって様々な呼び名がある 卓上スタンド(立て具を使うか、組み立てて立体に)
大型パネル(出力したものをパネルに貼る)
プライスカード、値札(ボール紙に出力するか、パネルに貼る)
吊り、天吊り(出力したものを吊り具でつるす)
タペストリ(同上、ただし布)
のぼり(布に出力し、ポールに)
etc. いずれも、印刷機で出力したものを後加工することでできあがる。
(3) こんな方にオススメ 他社とは違う個性を出したい店舗・ブランドや、商品に対する情報量が多く店員による口頭説明が必要不可欠とされる
家電量販店や対面販売を重視する百貨店。
また、高級感を重視する店舗などでは、ブロック型・パーツ型のプライスと、デザインと視認性を重視したPOPをお薦めしています。
こんな効果もあります。
①店舗イメージの訴求
②店舗イメージやイベント、季節の移り変わりの表現
これは販売促進に非常に有効で、売場の雰囲気を一変させます。